対応

下記内容のおわび状を保護者に配布し、謝罪しました。

保護者各位
令和6年9月13日
社会福祉法人札幌弘徳苑
幼保連携型認定こども園澄川ひろのぶ保育園
園長 鳥居敬徳
当園における不適切な保育と対策について
当園の1歳児クラス「もも」において「不適切な保育」が行われていたことがありました。。園児並びに保護者の皆様の信頼を損なうものであり、心からお詫び申し上げます。
8月30日(金)の「もも」クラスにおいて、園児1名に対して食事を提供しないことがありました。昼食前に遊んでいるところで、園児が友だちのおもちゃをとろうとしていたので、「友だちのおもちゃはとってはいけない」と話しました。その後食事担当の保育者が謝るように話したところ、園児は食事に入る気持ちでいましたがいつもと様子が違うと感じたようで戸惑い、床に伏せてしまいました。食事担当の保育者は、他の保育者とも相談して、この日の食事は摂らずに昼寝をして食事の提供は行いませんでした。
昼食時に担任4人が、食事の時間が園児にとって大切なことであると言わなかったこと。園児の意思にかかわらず謝らせようとしたこと。園児の気持ちに寄り添い共感する担任がいなかったこと。これらは適切な保育とは言えません。
食事の提供は、保育園の最低限提供すべきことで、こども園教育・保育要領に反することです。園児の生命の維持に欠かせないものを提供しなかったことは「不適切な保育」にあたります。
今後このような「不適切な保育」を二度と起こさないように、保育者全員でより質の高い保育をめざしてまいります。また、「園児が安心して過ごせる保育」についての勉強会を開催して、園児の人権を尊重する学びを深めていく所存です。学んだ成果は、日々お互いの保育を確認しあい、毎週実施している保育者全員参加の保育会議の中で適切な保育が実施されているか報告し合い、質の高い保育を求めてまいります。
引き続き、保護者の皆様から信頼を取り戻すことができるよう、保育の見直しを毎週行い、園児が安心して楽しく遊び、たくましく成長できるように努めてまいります。
今回のことにつきまして、重ねて皆様にお詫び申し上げます。
この件についての問い合わせは園長鳥居までお願いします。
今後はさらに具体的な保育の改善策を保護者の皆様にお知らせする予定です。