安定したリズムと年齢・発達に応じた生活の流れを構築

当園では、毎日の決まった流れの、規則正しい生活リズムで過ごすことを大切にしています。そのことによって子どもの生活リズムが安定し、自分の生活に見通しが持てるようになり、物事に主体的・意欲的に取り組む力が育っていきます。また、家庭生活と同じように、食事をする場所、寝る場所、おむつ交換の場所、コート掛けや靴おきの場所などいつも同じ場所で行い、子どもたちが安心して過ごせるようにしています。そうすることによって、子どもたちは居場所を確保し、見通しを立てて行動できるようになります。

当園の1日の流れとそのポイント

子どもの生活を家庭と保育園をつなげて考える

子どもの心や体は、24時間の望ましい流れの中でつくられます。保育園で過ごす時間だけではなく、家庭での生活時間を考慮した1日を意識するようにしています。
睡眠・食事・静の遊び・動の遊びをより良いリズムで行い、子どもの健康的な成長と発達を支えていきます。

「早起き」「朝ごはん」「早寝」

子どもたちの健全な発育に重要な成長ホルモンは、夜の10時から深夜の4時の間に多く分泌されます。このためには、子どもたちは8時頃に寝床に入り、10時間以上の持続的な睡眠が心身の成長に大切です。早寝によって、寝起きもすっきりで朝ごはんもしっかり食べられる習慣が形成されます。この生活リズムによって、家庭と保育園とがスムーズにつながります。

保育園の日課

朝、登園してからの保育園の流れは、決まった時間に決まった生活と遊びを送るようにしています。子どもたちが、1日の流れがいつも同じであれば安心して見通しをもって遊びと生活に集中できます。室内遊び、おやつ、戸外あそび、昼の食事、午睡、おやつ、室内遊びと毎日決まった時間に決まった場所で決まったことをするようにしています。見通しを持った日課で、子どもたちも安心して過ごすことができます。

※幼稚園児は12:30までの活動となります。