先輩諸氏は、明るい豊かな社会の実現に向けて地域の人々や関係団体と連携をとりながら、まちの課題解決に率先して行動し続け、41年間にわたる歴史を紡いでこられました。今後もまちの課題に取り組む青年の組織として、未来の発展に向けた運動を後世に継承するには、コンプライアンスの推進とガバナンスの強化がなされた強固な運営基盤と、人々の価値観の多様化やさらなる情報化が進むなかでも時代に即した運動の発信が必要です。
 まずは、LOMの運営基盤となる財政を支えるために、各種運営費や事業費を適切に振り分けた予算を組み、予算の執行状況を確認する収支決算書を作成することで、貴重な財源を適正に管理します。そして、新体制の下で組織が一丸となるために、最高意思決定機関である総会の開催に携わり、組織の体制や方針、予算について決議をいただく機会を設えることで、運動の方向性の決定を運営面から支えます。さらに、諸会議において活発な議論をより促進するために、作成された各議案における予算及び決算の整合性の確認及び議案内容の精査を事前に行うことで、円滑な会議運営に貢献します。また、事業に携わるメンバー間で情報を共有するために、 会議終了後速やかに議事録を作成し、適切な管理及び報告を行うことで、 決定事項や議案の改善点を明確にします。そして、私たちの運動の効果を地域の人々へより広めるために、ホームページやSNSをはじめとする様々な情報媒体の活用によって幅広い年代に対して有効な広報を行い、事業への注目や集客につながる情報発信から組織の魅力を伝えることで、当LOMの認知度のさらなる向上を図ります。
 コンプライアンスの浸透とガバナンスの強化がなされた強固な運営基盤をもった我々が、幅広い年代に届く有効な情報発信を通して、多くの人に認知された組織となり、まちの発展に向けた運動を後世へ紡ぎ、誰一人取り残さない希望に満ち溢れた白老を創造します。

総務広報委員会委員長
毛笠 史寛